簿記において電卓は超重要アイテムです。
特に簿記1級以上の計算量の多い試験では『限られた時間の中でいかに正確にアウトプットするか』を競うものになってくるので、電卓入力のスピードや正確さはとても重要です。
そこで大事なのが電卓選び!
少しでも性能の良い電卓を選びたいところですが、まず悩むのが『カシオかシャープどちらが良いのか?』という問題です(;’∀’)
そこで今回は、筆者が所有している機種
カシオ『JS-20DC』とシャープ『EL-G37』2機種を実際に比較レビューしてみたいと思います!
記事内の写真はすべて所有の物を撮影しました!
基本スペック比較
型番 | JS-20DC | EL-G37 |
価格 | 9,900円(税込)公式オンライン価格※1 | 4,700円(税込)TACwebストア価格※1 |
サイズ | 幅107mm×奥行174.5mm×厚さ24.2mm | 幅112mm×奥行181mm×厚さ35mm |
重さ | 210g | 約202g |
早打ち機能 | 3キーロールオーバー | 2キーロールオーバー※2 |
カラー | 3色 | 1色のみ |
購入場所 | Amazon、家電量販店など | 主に各予備校 |
公式HP | カシオ公式サイト | シャープ公式サイト |
※2公式サイトより(後述あり)
カシオ『JS-20DC』について
本格実務電卓シリーズとして一般販売されてます。3キーロールオーバーを搭載しており、カシオの中でも上位モデルです。
ちなみに同シリーズの型番違いの『JS-20WKA』は『JS-20DC』の日数機能が検算機能に変わったのと、カラーバリエーションが違うだけです。
正直、自分は一度も日数機能を使ったことがないので、好きな色がある方のモデルで選んでしまっていいかもしれないです…(;’∀’)
シャープ『EL-G37』について
学校用電卓として簿記や税理士の受験生向けに販売されているモデルです。
予備校などで販売されているため、予備校生でシャープ派の人はこちらの電卓を使っている方が多いのかと思います。
カシオとの細かな違いはありますが、大きな違いは税計算機能が無いことくらいで、基本性能はほぼ同じです。
学校専用モデルのため量販店などでの販売はありませんが、TACやネットスクールなどのwebストアで会員登録すれば誰でも手に入れることが出来ます(・ω・)b
カシオにない独自機能として何回計算したか表示してくれるカウンター機能があって便利です。
筆者はカシオ派
まず最初に結論をいうと…
カシオをおすすめする理由を実際に『JS-20DC』と『EL-G37』を比較しながら説明します!
カシオ(JS-20DC)をおすすめする理由
その①ちょうど良いサイズ感
比べてみるとシャープのほうが一回りでかくてゴツゴツした印象です。その分ボタンもシャープのほうが大きいです。
しかし持ち上げてみるとカシオのほうがずっしりと重く重厚感があります。
また、シャープは液晶に傾斜がついてるので少しかさばってしまいますが、カシオはほぼフラットなため、カバンにもすっきり入って持ち運びやすいです!
とはいえ両方ともちょうどいいサイズ感だと思います。
試験会場によっては机の幅がかなり狭い場合があるので、これ以上のサイズになると取り回しずらいかなと思われます(;’∀’)
その②液晶が見やすい
カシオの液晶は若干緑がかっていてシャープより明るめです。
またシャープと比べて液晶にほぼ傾斜がついていませんが、視野角に優れているためフラットなままでもハッキリ表示してくれます!
その③打鍵感がとても良い
軽く押すだけでパチっと入力され、打ち心地がとても良く入力していて楽しいです。
軽く押しても反応してくれるので、その分静音性にも優れています。
子供が寝静まったあとにコソコソ勉強するのに重宝しています(‘ω’)
シャープも悪くないですが、カシオより押し込みに少し力が必要でニュルンとした押し心地です。
キーボードの青軸みたいなパチパチした打ち心地が好きな方はカシオがおすすめです!
カシオ『JS-20DC』のデメリット
ここまでカシオ推しできましたがカシオにもデメリットがあります(;’∀’)
その①値段が高い
JS-20DCは値上がりし続け、2023年10月時点で公式オンライン価格9,900円!(Amazonだと8,000円代ですが)
『EL-G37』のおよそ2倍の価格です。
カシオ1個でシャープが2個買えてしまうお値段となるとなかなか手がだしにくい…(;’∀’)
その②キー配置がPCのテンキーと異なる
カシオの電卓の一番のネックはここかもしれません(;’∀’)
カシオは数字キーが真ん中に配置されていて、右手でも左手でも打ちやすいように設計されています。そのため、PCのテンキーの配置と異なり1の下が00になっています。
実務でテンキーを使う方には扱いずらいかもしれません
電卓のお試しはヨドバシで!
電卓を試すならヨドバシがおすすめです!
筆者が調査した中ではヨドバシが一番機種が多く、自由にパチパチできました。
今回紹介したシャープの『EL-G37』は学校専用モデルなので置いてなかったですが、似たモデルの『EL-N942X』ならあったので、気になる方は試してみるといいかもしれません(・ω・)
ついでに電卓は右打ちか左打ちなのか問題
個人的には左打ちをお勧めします。
なぜなら『左打ちの習得にかかる時間<<<左で打つことによって節約できる時間』だからです。
いわゆるタイパが良いってやつですね!
自分の場合は大体1週間で普通に打てるようになり、1か月もすれば左のほうが早く打てるようになりました。
特に筆者のようにケアレスミスが多いタイプは左のほうがいいかな?と思います。ペンと電卓を行き来する時間が節約できる分、検算できる時間が増えるので(;’∀’)
逆に一発で決められるタイプの方は右打ちでいいかもしれないですね!
まとめ
結論として
正直、キー配置や定数計算などは慣れの問題だと思うので、単純に持ち運びしやすくて液晶が見やすいカシオがおすすめというのが筆者の結論です!(‘◇’)ゞ
自分に合った電卓を選んで、快適な簿記ライフをお過ごしください!
おまけ
カシオかシャープどっちがいいか夫に聞いてみた。
結局は使い慣れた電卓が一番…!!