続きです!ようやく今回でラスト!ついに本番を迎える…!
試験会場に到着
道中は渋滞もなく10分程で会場に到着。
タクシーのおかげで汗ひとつかかず来られました。これは快適すぎる…!
来年もタクシーでこよう…。(心の中でそっと決意を固める)
時刻はまだ8時をちょっと過ぎたくらいでしたが、すでに結構な入場列が出来てました。
係員に誘導され列に並び、簿記論のまとめノートを読みながらちょっとづつ進む。館内には10分程で入場できました。
試験案内をゲットし席を確認。目指すは第二展示場ホールへとさらに進みます…。
試験会場は第一展示場と第二展示場に分かれてるようです
ホールの入り口に到着したものの、まだ準備中のようで入口前にはわちゃわちゃと人だかりが。
早く到着しすぎると結構待つことになるかも…
8時30分頃、やっと準備が終わり中に入れました。
だだっ広い空間に長机がずらっと並んでます。まさにイメージしていた試験会場!!
席は長机に2人掛けで、前後の間隔も広く余裕があります。
同じホール内に相当の受験者数がいるはずなのに、パーソナルスペースが広いためか視界に入る人数は限られて、不思議と緊張感は少ない感じ。というか、いつもより落ち着く…?(;゚Д゚)
そして何より
涼しい……!!
暑すぎず寒すぎず、いい感じに冷房が効いています。
暑がりの自分がちょうどいいと思えるくらいだったので、効きが強い方なのかも。
天国はここにあったのか…
そんなわけで、暑さ対策のためにせっかく準備した扇風機×2は登場することなくリュックの底に眠ったままに。
いよいよ簿記論
手短に準備をすませ、まとめノートをせわしなく最終確認。ほどなくして試験の説明が始まりました。
試験官の説明が頭上のスピーカーから聞こえてきますが、緊張でそわそわして説明が頭に入ってきません…(゚Д゚;)
その間にも問題用紙と下書用紙がどんどん配られていきます。何だか焦りが募る…。
何やらもう答案用紙に名前を書くっぽいけど、答案用紙が見当たらず焦る…(バカ)
2枚の下書用紙の間に綺麗に挟まっていた答案用紙を見つけ急いで名前を記入します。
なんとか名前を書き終わったのもつかの間、思いもよらないアナウンスが。
『試験を開始します』
えーー早!!(;゚Д゚)
試験開始前によくある『試験官が時計をチラチラ見ながらその時を待つ静寂の数分間』とかないのー?!
おそらく名前を書く指示が入ってから2分後くらいで始まったかな?ものすごいスピード感です。
試験開始前から試験は始まっている…!!
焦りすぎてストップウオッチを押すのを10秒ほど遅れてしまいました(;゚Д゚)
思うようなスタートダッシュが切れなかったショックで、その後も動揺が続きます…。
なんとか一通り問題に目を通し、問2の固定資産から解きはじめます。
しかし緊張しすぎて頭に問題文が入ってこず…。まるでデバフにかけらたようですべての能力値が下がった状態に…。
その後も調子を崩す
ヘロヘロになりながら解答箇所6割ほど埋めたところで問1に戻ります。
問1は初めて見る形式の退職給付の問題と包括利益でした。
問1って伝統的な帳簿組織の問題じゃないのー?!
革新的な(?)退職給付の問題やん…。
問題文を読もうとしたけど脳内に警戒音が鳴り進めることができず(;゚Д゚)
進めるのは危険と判断し、まるっと飛ばして問3に行きました。
問3は全体的に易しめでした。多少の棚卸資産が火災にあっていましたが比較的平和な会社でした。平和すぎる弊害か(?)未処理事項がやたら多い…(そしてまんまと引っかかる)
前回の治安激ヤバな甲社とはえらい違いです(;’∀’)
8割ほど埋めたところで残り時間はあと20分程。
問1に戻りもう一度チャレンジを試みるもやはり頭にはいってこず。
とりあえず記号だけでも埋めようとヤケクソでひらがなを書きまくる…。
半パニック状態のまま無情にも試験は終了。
せっかく新調したストロー付き水筒でしたが、結局一度も使用せず終わってしまいました。
水分補給なんてする余裕なんてなかったよ…
リュックに入った満タンの水筒の重みをズシリと感じながら会場を後にしました…。
一時休憩
本命の簿記論がなんとか終わり、あとは記念受験となってしまった消費税法を残すのみ。
記念受験にタクシーを使うのはさすがにもったいないので、ここからの移動はレンタルサイクルを利用することにしました。
会場のすぐ近くのポートには、受験生が運んできてくれたと思われる自転車がたくさんありました(30台くらい)
前日のトラウマが蘇りますが、まぁ腕がダメになっても答案に名前さえ書ければ問題ないや…そう覚悟して乗り始めたところ、何だか妙な違和感に気付く。
漕ぎやすい…!!
ハンドルに腕が無理やり引っ張られることもなく、昨日レンタルした自転車より明らかに漕ぎやすいです。そこであることに気が付く。
(そうか…!一見みんな同じような無個性な赤い自転車に見えるけど、実はそうじゃない…)
『個体差』があるんだ…!
何だか妙に感慨深い気持ちになりながら、ホテルへと帰りました。
ホテルで休憩
消費税法の時間まで勉強するつもりだったのに、先ほど受けた簿記論の結果がみんなどうだったか気になり、ついついXを除いてしまいます(゚Д゚;)
もうこの時点で完全に集中力が切れてしまいました。
(そう考えると数日にわたって行われる公認会計士の論文式なんかは本当過酷な試験だなぁ…)
来年は試験中はスマホを封印しようと思います…
その後もXをみたりちょっと勉強したりベットでごろついたりを繰り返していたら、あっという間にホテルを出る時間に…。
再び会場へ
先ほど見つけたお気に入りの自転車で会場へ向かいます。
もう何度も行き過ぎて道覚えてもーたよー…(゚Д゚;)
再び流通センターに到着。特に入場制限もなく普通に入れました。
今朝の簿記論の時のようなお祭り感は薄れ、なんだかずいぶん落ち着いた雰囲気です。受験者数が少ないからかな…?
開始時間30分前でしたがやはりホールの準備が終わってないようで入れません。
仕方なくその辺で適当に待機しようと思いましたが…。
綺麗に壁沿いに並んでる…!?
まるで「何かそういうルール」でもあるかのように受験者全員が壁沿いに綺麗に一列にみんな並んで待機しています(税法受験者だけ特別に訓練されているのか…(゚Д゚;)?)
そしてほぼ全員理論テキストを読んでました(理サブが多かったです)
自分も真似しようと空いている壁を探していたらずいぶんとホールから離れてしまいました。
そうこうしている間に準備が終わったようで、そろそろと列が動き出します…。
これが簿財受験者との違いなのか…
消費税法
消費税法はかなり前方の席でした。試験官とバチバチに目が合う位置で謎の緊張感が走る。
お隣さんは欠席のようです。周りをよくみてみると欠席がかなり多い…。3分の1くらいは来ていません。この欠席の多さは流通センター故でしょうか…。
流通センターまで来るの大変だもんね…
簿記論の時とは違い、今回は落ち着いてスタートが切れました。
とはいえ今回は記念受験なので特に焦る必要もなく、ゆっくりと問題を確認。
今回はとにかく『答案を埋める』という目標で乗り切りることに。
何だか採点者に申し訳なさを感じつつも、独創的な作文を書き連ねる…。
計算は2問構成でボリューム多し。理論に続き計算でもインボイスが登場。
どうして昨今の消費税法は計算が簿記論くらいのボリュームがあるんだろう…?絶対解けきれないやん…。
なんて意味のないことを考えながら、答案として最低限の体裁を整えるべく解答を埋めていく…。
こうして2時間の試験はゆっくりと終了。
あーやっと終わったー…。
試験を終えて
超ハードなスケジュールとなった今年の税理士試験でしたが、なんとか無事に終えることができました。
受験票が届いた当初は絶望しか無かった流通センターですが、実際には意外なほど快適で、また来年も流通センターがいい!と思えるほどでした。
『簿記論だけでも確実に合格する』という目標は、残念ながら達成できませんでしたが
この悔しさをバネにして、また来年に向けてコツコツ1年頑張っていこうと思います!!
最後に一つ…
流通センターで簿記論と消費税はむっちゃしんどい!!
(東京で簿消の受験生は流通センター回避できるように祈っておくことをおススメします…)
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!